お客様のリハビリをするうえで心がけているのは、コミュニケーションです。ただ身体を動かすのではなく、お客様の声や気持ちにしっかりと耳を傾け、さらにお客様が他の方と交流する機会を設けるなど、人との繋がりを通して前向きな意識を持ってもらえるよう工夫しています。「リハビリの時間は楽しい!」と少しでも感じていただき、楽しく続けることによって今ある能力を長期的に維持できるのではないかと考えています。
お客様エピソード
お客様の健やかな暮らしのために、私たちができること。
インタビューのご回答者
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G.Sさん
ニチイホーム鷺沼南 セラピスト(理学療法士)
「リハビリは楽しい!」と感じていただけるように。セラピストのGさんにホームのリハビリについて伺いました。
リハビリを行う上で気を付けていることはありますか。
G.Sさん
リハビリのプログラム作りについて教えてください。
G.Sさん
お一人おひとりの心身の状態や性格などに合わせたプログラムが必要です。私は曜日ごとにメニューを変え、お客様の介助レベルやお身体の状態に合わせてグループを分けて行っています。気になるポイントや動かしにくい部位が似ているので共感できる点も多く、お客様同士で会話も弾むようです。
そのほか、力を入れていることはありますか。
G.Sさん
お客様の安心安全な暮らしのために、リハビリでのサポートのほか、お部屋の環境調整も重要な仕事です。お部屋の動線を考え、建物の造りも活かしつつ、その方に合った福祉用具などをご提案します。この取り組みは、「介護付きホーム事例研究発表全国大会」でも発表しました。今後はこれらの情報を共有し、お客様がより安全に過ごせる環境をホーム全体で整えていきたいと考えています。
ニチイホーム 鷺沼南は、介護付きホーム事例研究発表全国大会にて優秀賞を受賞
2022年10月、全国介護付きホーム協会主催の「第10回介護付きホーム事例研究発表全国大会」が神田明神ホール(東京都千代田区)で開催され、ニチイホーム鷺沼南がお客様の転倒リスク軽減に関する研究でエントリーし、優秀賞10 組に選ばれました。この大会では毎年、介護の課題を解決するヒントと可能性を実感する事例が発表されています。
事故報告書から見た介護付きホームにおける転倒要因の検討 ~再発防止策として環境調整を行った事例~
高齢者の転倒によるADL低下を防止するために、理学療法士のGさんが中心となってホーム内の転倒の実態を考察し、それぞれのお客様の生活パターンや行動の特徴に合わせて生活環境を調整した事例を紹介しました。こうしたリスク管理のための情報は、お客様の安全で安心な暮らしを守ることに繋がります。今回の発表も、より質の高いケアを目指す全国の介護付きホームで課題解決に役立てられます。
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