お知らせ

【介護付きホーム研究サミット2020】ニチイホーム西武柳沢のスタッフが優秀賞を受賞しました

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一般社団法人 全国介護付きホーム協会が主催する『介護付きホーム研究サミット』におきまして、弊社「ニチイホーム西武柳沢」の介護研究が優秀賞を受賞しました。昨年に引き続き2度目の快挙です。

『介護付きホーム研究サミット』とは

介護現場の課題を様々な角度から解決する取組事例を広く共有することを目的として、例年10月に開催される『介護付きホーム研究サミット』。より質の高い高齢者ケアの実現を目指してはじまったこの催し、8回目を迎える今回は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響から、動画配信によるオンラインでの開催となります。今年は、全国から45組がエントリーし、ブロック予選と選考委員会の厳正なる選考を経て、10組の研究が優秀賞に選出されています。これらの研究は『介護付きホーム研究サミット』において開催される「介護付きホーム事例研究発表全国大会」にて一般観客、および選考委員による投票審査を経て、最終的にグランプリ・準グランプリ各一組が選出されます。

ニチイホーム西武柳沢の取り組み

弊社からは、ニチイホーム西武柳沢が認知症ケアに関する研究でエントリーし、一次選考を見事クリア。10月15日(木)開催の「第8回 介護付きホーム事例研究発表全国大会(オンライン開催)」では、同ホームのスタッフが研究発表を行います。

研究発表の概要

研究タイトル 『レミニッセンスを用いた認知症高齢者の小グループに対する心理的アプローチ』
発表者 ニチイホーム 西武柳沢 吉田 雅人(介護サブチーフ・認知症ケア専門士)

「レミニッセンス」とは精神療法の一種で「一般回想法」とも呼ばれているものです。過去の出来事や経験について話し合うことを通じて記憶を喚起し、精神活動を刺激することは、高齢者にとって認知機能の改善や精神的な安定をもたらす効果があるとされています。研究は、この「レミニッセンス」を日々のアクティビティ(レクリエーション)に活用することを念頭に、その効果的な実施方法を実証的に探ったものです。対象者を「回想法のプログラムに基づいたセッションを行ったグループ」と「フリートークで昔の思い出話をしたグループ」に分け、3ヶ月にわたって認知機能面・ストレス面から定量的に評価を行いました。その結果は?ぜひ動画でお確かめください。

発表者より一言

「平常の業務と並行して研究を進める中、もっと時間があれば…と感じることもありましたが、無事発表まで漕ぎ着けることができました。これもホーム長をはじめとする、ホームスタッフのバックアップのおかげです。ここまで来たからには、グランプリを狙って精一杯頑張ります」

(研究を主導したニチイホーム西武柳沢のスタッフ。右は発表者の吉田介護サブチーフ。左は共同研究者の有馬生活相談員。)

介護最先端を動画でご覧ください

「介護付きホーム研究サミット2020」はオンライン開催。ニチイホーム 西武柳沢をはじめとする「第8回介護付きホーム事例研究発表全国大会」優秀賞10組の発表演題は、すべてインターネットの動画でご覧いただけます。介護現場へのITの導入事例、科学的根拠に基づく認知症ケア、サービス品質を維持した介護業務の効率化など、テーマは多岐にわたり、いずれもハイレベルな内容です。グランプリ・準グランプリを選ぶ一般投票も視聴者の皆さんに開放されておりますので、ぜひイベント公式ページへアクセスされてみてください。
高齢社会の深まりとともに、介護もまたクローズアップされる機会が多くなりましたが、まだまだイメージのみで語られることの多い世界でもあります。介護のいまとこれからを指し示す数々の先進事例は、視聴者の皆さんにきっと新鮮な驚きをもたらしてくれることでしょう。

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