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【介護付きホーム研究サミット2021】優秀賞を受賞。今年はニチイホームたまプラーザ

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三年連続の快挙です。一般社団法人 全国介護付きホーム協会が主催する『介護付きホーム研究サミット』において、介護付きホーム「ニチイホーム」のスタッフによる介護研究が優秀賞を受賞しました。今年、栄誉に輝いたのは「ニチイホーム たまプラーザ」です。

『介護付きホーム研究サミット』とは

介護現場の課題を様々な角度から解決する取組事例を広く共有することを目的として、例年10月に開催される『介護付きホーム研究サミット』。より質の高い高齢者ケアの実現を目指してはじまったこの催しも、今年で9回目を迎えました。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、昨年に引き続き動画配信によるオンラインでの開催となります。全国からのたくさんのエントリーのなかから、ブロック予選と選考委員会の厳正なる選考を経て、10組の研究が優秀賞に選出されています。これらの研究は『介護付きホーム研究サミット』と同時に開催される「介護付きホーム事例研究発表全国大会」において一般観客、および選考委員による投票審査が行われ、最終的にグランプリ・準グランプリ各一組が選出されます。

ニチイホームたまプラーザの研究発表について

弊社からは、ニチイホームたまプラーザが介護事故防止に関する研究でエントリーし、一次選考を見事クリア。10月14日(木)の「第9回 介護付きホーム事例研究発表全国大会(オンライン開催)」での最終選考に進みました。

ニチイホームたまプラーザの水澤ホーム長(写真右端)と、研究を主導したスタッフ(左から嶋谷 由紀乃・美藤 信吾・深井 祐介)

研究の概要

研究タイトル 『インシデント報告と事故件数の関係について~環境整備と職員の意識向上による変化を追う~』
発表者 ニチイホーム たまプラーザ 深井 祐介(介護チーフ)

インシデント(偶発事象)とは、事故(アクシデント)には至らなかったものの、お客様に重大なリスク(障害や大きな怪我など)が及ぶ危険のあった出来事をいいます。スタッフの肝を冷やすような出来事、という意味で「ヒヤリ・ハット」とも呼ばれますが、この段階で早期に危険を察知して取り除くことで、お客様への不利益を未然に防ぐことができます。
ニチイホームたまプラーザでは、介護事故の報告数がインシデントのそれを上回っており、お客様の安全を守るためには、いかにして危険を早期に察知するかが課題でした。そこで、ホームのスタッフがインシデントついてどのような考えを持っているかを調査したところ、次のような課題が浮かび上がってきました。

①スタッフ全体としての、インシデントに対する共通の認識・理解が持てていない。
②インシデント事象を収集・分析し、ケアの実践に生かすための取り組みが十分ではない。

スタッフのインシデントに対する意識を高め、報告をお客様の安全向上により役立てるために、ニチイホームたまプラーザが行った取り組みとは?動画からご覧ください。

介護の最先端事例が一同に

ニチイホーム たまプラーザをはじめとする「介護付きホーム研究サミット2021」優秀賞10組の研究発表は、すべてインターネットの動画でご覧いただけます。研究テーマは多岐にわたり、いずれも水準の高い内容です。グランプリ・準グランプリを選ぶ一般投票も視聴者の皆さんに開放されておりますので(10/9まで)、ぜひイベント公式ページへアクセスされてみてください。新鮮な驚きとともに、介護の「いま」を感じていただけるはずです。

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