お知らせ【介護付きホーム研究サミット2022】今年はニチイホーム鷺沼南が優秀賞を受賞。
2022年10月21日
一般社団法人 全国介護付きホーム協会が主催する『介護付きホーム研究サミット』と同時に開催される「介護付きホーム事例研究発表全国大会」において、介護付きホーム「ニチイホーム鷺沼南」のスタッフによる介護研究が優秀賞を受賞しました。
●『介護付きホーム研究サミット』とは
今年で10回目を迎える『介護付きホーム研究サミット』は、介護現場の課題を様々な角度から解決する取組事例を広く共有することを目的として、例年10月に開催されています。「介護付きホーム事例研究発表全国大会」では、全国からの多数のエントリーのなかからブロック予選と選考委員会の厳正なる選考を経て、10組の研究が優秀賞に選出されます。ここから、更に一般の動画視聴によるオンライン投票、および選考委員による投票審査が行われ、最終的にグランプリ・準グランプリ各一組が選出されます。今年は3年ぶりに実会場での開催となり、10月17日(月)、神田明神ホール(東京都千代田区)にて、優秀賞受賞者の表彰式、およびグランプリ・準グランプリの発表が行われました。
※優秀賞に選出された全国の介護付きホーム10施設の取り組み事例は、下記のリンク先にて動画でご覧いただけます。(オンライン投票は終了しております)
【介護付きホーム研究サミット2022 第10回介護付きホーム事例研究発表全国大会】
●ニチイホーム鷺沼南が優秀賞受賞
弊社からは、ニチイホーム鷺沼南がお客様の転倒リスク軽減に関する研究でエントリーしました。表彰式では、優秀賞に選ばれた介護付きホーム10施設が紹介され、弊社からは代表として同ホームの機能訓練指導員(理学療法士)後藤 詩織が登壇。全国介護付きホーム協会の老松代表理事より表彰状が授与されました。
同日、弊社本社オフィスでもニチイホーム鷺沼南のスタッフによる受賞の報告が報告が行われ、秋山社長より改めて賞状と副賞が手渡されました。
今回、残念ながらグランプリ・準グランプリの獲得には至りませんでしたが、その研究成果は社内でも高く評価されており、後藤機能訓練指導員とニチイホーム鷺沼南には、今後一層の活躍が期待されます。
《研究の概要》
・研究タイトル 『事故報告書から見た介護付きホームにおける転倒要因の検討~再発防止策として環境調整を行った事例~』
・発表者 ニチイホーム 鷺沼南 後藤 詩織(機能訓練指導員・理学療法士)
転倒による骨折は、高齢者が要介護状態となる要因の上位を占めており、そのリスクは80~90歳代の年齢層において最も高まるとされています(厚生労働省、および東京消防庁の調査による)。ニチイホーム鷺沼南においても、転倒によるインシデントと事故は報告全体の約50%に上り、骨折による入院とADL低下を防止するため、ホーム内の転倒の実態を把握して転倒予防対策に役立てることが課題となっていました。その取り組みと実際の効果は?詳しくは以下の動画にてご覧ください。